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速水御舟の続き

速水御舟の作品の感想続き

翠苔緑芝 う~ん奇妙な世界
翠苔緑芝

これは、奇妙な世界を感じた。
金色の世界に、そこだけ緑。
オアシスな緑に、猫が一匹何かに
勘づいて顔を横に。
ウサギも猫も、この中にしか遊べない
そのオアシスからは出てはならない暗黙の了解も。
異次元からこのオアシスは飛びだしたかのようだ。
いや金色の砂の中からずずっと、
出現したものか。
速水御舟は、この作品を後世面白い
作品と言われるはずと、結構自信作だった感じ。
まあ奇妙で印象深いし、深層心理に何か投げ掛けられた感はある。それが何かわからない。
ただ、ちょっとこれは・・・。
オアシスと表現してみたが、自分自身は、
府に落ちていない。
不思議な絵だった。

御舟2 キレっキレ
白梅紅梅

炎舞とこの絵は、繰り返しその場に立ち、
見つめてしまった絵。

白梅の手のような枝ぶりが、
月を掴みたくても届かない・・
悲恋をしているかのよう。
それを下の方から紅梅が見つめている。
三日月でその情景を冷ややさを増す。
枝ぶりで、キレっキレだなあと思っていたが、
再度この絵の作品を今見て、届かなぬ想いを
感じた。
しかし、御舟の作品というより、
御舟自体に闇があり、その作品に出てるよなと
この絵を間近に目にして思った。
人には闇はあるけども、こう、敏感に感じる
作品はなかった。


炎舞 最高
炎舞

初めて中学生の教科書に載っているのを
みたとき、異質な作品でびっくりしたもん。
麗子像以来のびっくりさだったと思う(笑)

群がる人たち、まるでそこに描かれた蛾のように。
私もその一人だ。だけれども、他の人は
そのワナにかかる事なく過ぎさってゆく。
捕まったのは私・・。
甘美な誘惑に、無意識に舞ってしまう蛾。
命を落とすという危険なんて、
そんなことは頭にない。
ただただその誘惑に駆られていたい。
その瞬間を楽しむ。
なんというか・・。煩悩だな。
炎の描き方は仏教の影響ありと解説に
あって、そうだろなと納得した。
背景の闇の色は、もう一度描けと言われても
出せない色だと御舟は答えている。
それだけ迫真に迫った絵。
これを観て御舟の闇をみたと直観した。
御舟の闇に引き込まれる私もその闇を・・。

御舟は、40歳の若さで腸チフスで亡くなっている。



長生きできればまた作風も変わっていただろう。
闇と共に生きた感がある御舟。



メモ 感想 データ
山種美術館

見学所要時間 30分~60分
好きなものならずっと

館内は狭い方
ただ、ロッカーが足りない時がある
普段なら足りるはずが、
今回はちょうど混雑した時に・・・。
それが唯一残念だった。

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この記事へのコメント

- テン3 - 2017年01月30日 00:23:45

こんばんは^^

構図がとても独特だという印象を
受けましたね~。
決して面一杯に描くことはせず、
余白を多くとりながらも、物足りなさを
感じさせないのも画力のなせる
業なのでしょうね。

炎舞はとても哲学的ですね。。
美しくも儚さやもの悲しさを感じられる
作品ですね。。

- napo - 2017年01月30日 06:40:56

白梅紅梅もいいけど、火舞はなんだか
惹き付けられるものがあるな~
燃え盛っているものの、静かな炎を感じるわ〜

- 森須もりん - 2017年01月30日 18:43:22

一番上の絵、

<奇妙な世界を感じた>
そうですね、私もそう思いました。

そこだけ時間が切り取られたような感じ。

わたし、ヒッチコックの映画、(題名を忘れたのですが)
思い出してしまいました。

テン3さん♪ - 玲紀静香 - 2017年01月30日 19:02:04

こんばんはです♪
あ、確かに!余白は気にかけていませんでしたが、
独特ですね。
だから、私の中でひっかかりが多かったのかも。
炎舞は、
御舟の最後の作品ではなかったのですが、
私は御舟の心はこれで燃え尽きたと感じました。

napoさん♪ - 玲紀静香 - 2017年01月30日 19:11:58

ずっとずっと御舟は原案になる
炎を見続けたと説明文にあったので、
それと静かな炎・・・。
感じるところはあります。
う~ん、深いなぁ~!

もりんさん♪ - 玲紀静香 - 2017年01月30日 19:37:39

そう!切り取られた感じ!

ヒッチコック・・
若い頃の『鳥』の群れをなしているシーンを
心の準備なしで観てしまって以来、
拒否反応が出ていまだに観れないです😱

プロフィール

玲紀静香

Author:玲紀静香
40代独身女性
メイン日記は『私という作品』です
こちらはサブで旅行専門ブログです
両方足跡をつけるかもしれませんが、ご了承くださいませ~

こちらは
寄り道が好きなちょっとマニアックなブログを目指しています(笑)
巡る観光地は、
滝・庭園・公園・土木遺産等です。
都道府県別カテゴリー別に区分している為、
旅行の流れは『オールエントリー』で見て下されば幸いです。

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